踏み出したい。踏み出せ。いやもう、踏み出してる。

 

なんとか2021年元日という、サクッときりの良い日のうちに、

このブログ立上げというイベントを船出させたい。

ささやかではあるが、私にとって大きな一歩を今日中にやり遂げて、

やったぜと小さく拳を上げて達成感を得ると同時に、

やろっかなどうしようかなぁというグダグダな退路を断ちたい。

 

 

私は学習塾を経営して25年にもなるというのに、

人付き合いが苦手だ。

大袈裟な話ではないが、HSPの傾向があると思う。

人と会う約束をするだけで、何日後、と数えては疲れる。

反面共感覚が高く、直ぐに目頭を熱くして、

妙に熱血な人間になる。

だから私は仕事以外は、「座布団の上」で過ごしているのが良い。

手の届く範囲に必要な物を置いて、いい感じに過ごすのである。

午後からは、熱血人間のスイッチをつけて子どもたちの前に立つ。

 

 

そんな私にも、コロナショックはてこの作用となった。

お尻をもちあげても良いかと思いだした。

先ずは、不謹慎だけど、自粛期間を謳歌した。

動画を見て感心し、読書三昧で知識を得た。

しかしながら、そのうち沈み始めた。

そこはHSPの共感力か知らないけど,

巷の情報に無意識にブルーになっていた。

そこで無性に窓が欲しくなった。

景色のいい窓。

お誕生日に主人に「プレゼントは窓が欲しい」と言ったのは冗談だけど、

心の中で本気なんだよーと半ベソかいていた。

この衝動わかってくれる人がいらっしゃったら

お友達になりたい。

 

 

妥協案として、我が家の中で、最も景色の良い窓の、

最も良いアングルを探し、

そこに心地良い椅子を奮発して買ってセットして、

とりあえず毎日そこで読書してたら、

なんとなく気持ちの虫が納得した。

「座布団の上」からの昇格である。

 

 

f:id:Tenebo:20210131021148j:plain

 

 

 

私は、まあそんな人間だと思ってきた。

「友達」と言う感覚を欲しないし、外へ出るのも一苦労。

(学習塾も自宅です)

そんな人間という認識にこの先も大きな変化はないと思うけど。

しかし変わったのは、社会が変ってきてるんだ、

と気付いたことだ。

 

 

家にばっかり居て、家が大好きで、

外を見るのは「この窓」からだけ。

そんなタイプの人間でも社会に発信していいんだ。

「この窓」からこんなの見えたよ、あんなの見えたよって。

 

 

私は、実際これまでに、子ども関係の仕事しかしたことがなく、

会社という荒波(想像)に揉まれたことがない。

だから所詮私の考えや感じ方は「私の窓」から見た景色にすぎないだろう。

そうして今までは、そっと一人で思っていた、いろいろなことを。

 

 

最近知った。

考えに正解も不正解もないし、発言するのに自信の有無は必要ない。

こんな私の考えが世間様に通用するわけがないって、

先ず”通用”させる門はどこにあるのか。

”評価”する審査員はどこにいるのか。

 

 

発信してみます。

踏み出してみます。。。この椅子から動かないけど。

でもどこかに繋がるかもとロマンをもって。

よろしくお願いします。