この窓から見える景色

~ 目指すぞ!エッセイスト 60からの挑戦の道 ~

青い鳥の電話

 

 

今朝目が覚めると、久しぶりにあの感覚にのし掛かられた。

重く、どよんとした気分。

 

天気のせいかな。重い雲に覆われている。

ちょうど今日の空と同じ感じだ。

 

 

こんな日こそ、こんな気分こそ

ブログ記事を書いて吐き出して整理しようと起き上がる。

 

 

私は、頭の中がオーバーヒートしてしまうほど

常に考えてしまうタイプだ。

そんな時、黙り込んでしまう。

 

子どもの頃からそうなのだけど。

 

 すぐ黙り込む私に

付き合いはじめた頃の主人は

「今、何考えてるんだ。言えよ。言えってば。」

と両方の二の腕を掴んで、私の身体を揺さぶった。

 

はじめてだった。

こんなに私の頭の中を知りたがってくれた人は。

嬉しかった。

 

 

 

結局は、知って欲しいのだろう。

自分の心の状態を。

だから、ブログは私の最高の健康法だ。

 

 

 

でも、今日は出てこない。

この気分の源に、無意識に重い蓋をしている。

自分にさえ立ち入ることを許さない精神状態がある。

きっと、自分の嫌いな部分か、なんかだ。

 

 

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そんな時

彼からの電話が鳴った。

彼とは、親子ほども歳の離れた男性で

何か精神的は事情があるのか、働いていない。

 

ちょっとしたきっかけで話をしてから

それが、2011年の震災の年だったこともあり

何か不安なことがあると、

訪ねて来て吐き出して行った。

 

コロナは、彼にとって不安材料なのだろう

最近は訪ねてこないで、電話ばかりだ。

 

 

彼の電話を、『青い鳥の電話』と私は心の中で

名付けている。

 

話の内容は、だいたいアニメの女の子の衣装や表情の話だ。

でも、彼は真剣だ。

 

なぜ、それが青い鳥かと言えば、

彼と話すと、自分の傲慢になっている状態をリセット

される気がするから。

 

自分の帰るべき場所へ導いてくれる、ような。

 

なぜか、私がストンと落ちたタイミングを見計らったように

かかってくる。

 

そして、求められて、私なりにアドバイスすると

とても素直に受け入れて、

時には、すごいなぁ、成長してるなぁと感心する。

 

その時、ちょっとだけ私の心の重い蓋が開く。

私も素直になれる。

 

今日の話題も、単純なことだったけれど、

今日はもう自分で答えを持っていた。

 

それどころか、

「確か2年前、耳鳴りがすると言ってましたけど、

最近は大丈夫ですか?」

とキリ際に加えてくれた。

 

 

 

 私は、何かを追いかけて右往左往してしまう。

理想というと綺麗だけど、本質的な欲求?

右へ右へと脇目もふれず走っては疲れ

じゃ、左かと左へ突き進んだところで見つからない。

がっかりする。

 

そんな時は、とりあえず家に帰ってくつろぐのが良い。

案外、青い鳥は自分の家で見つかるものだ。