易経さんぽ #3

今日も易経64卦の中から、3つの卦をランダムに取り上げてみようと思います。
易経という森の中をゆっくり散歩するつもりで、お気楽に。
気になる数字の組み合わせを一つ選んで、あるいはさっと通してお読みください。
今回一つ大吉出ました😊
プロローグ
人は道に迷った時、便利な事に地図アプリを使って、高い位置から自分を俯瞰することができます。俯瞰する事によって、自分の現在地を把握し、行きたい方向を確認することがでます。
人生においても判断に迷ったり、悩んだり、行き詰った時に、俯瞰する術があれば、自分の現在地を確認し、どの道を選べば良いのか決断の助けになると思います。
その俯瞰する術となるのが『易経』だと思います。
自分が置かれている状況と、自然界に起こる状況をシンクロさせることで、自分の状況を把握しようというものです。
自然は常に変化しますが、そこには一定の法則があります。なので自然の変化は、次の展開が予測できます。
例えば、春夏秋冬、月の満ち欠け、太陽が昇る、沈むのように、変化しますが秩序があります。
人の迷いも、自然の変化の状況に当てはめてみることができれば、変化の法則に当てはめ、その上で時を計れば、迷いがこの先どう変化していくのか推測できる、という思想なのです。
必要なのは今立っている状況と時なのです。それを知るために、シンクロニシティを使います。2つの数字です。
易経は、64の状況設定があり、それぞれに6つの段階の時、立場、で判断が異なります。なので、基本的に64✖️6で384通りのパターンがある事になります。
384通りの中から、ランダムに3つピックアップしてみます。
🌪️5と4
『雷風恒』という卦です。
天では雷が鳴って、地上では風が吹き渡っている、という状況です。
そこから、恒に繋がるというのは、なかなか解釈が難しいです。
恒は「恒久」というように、「いつも通り」「いつまでも変わらない」という意味です。
雷も風も動きがあるのに、「変わらない」と言っています。
これは、「動かない」と言っているのではなく、一定の法則の下「変わらず動き続けているという状況です。
黄小娥著『易入門』の中で、これをコマに例えて絶妙な表現があります。
コマが激しく回転しているため、中心がしっかりして立っていることができるような姿です。
だから『恒』は、動中静ありといった運で、当人は非常に忙しい思いをしているのですが、周囲から見れば、彼(この時占った著名人)としては、それが当然だ(それが普通)と思われているのです。
「現状を維持する」というのは、パッとしないようですが難しいものです。
この卦は夫婦生活に関する知恵としても用いられ、沢と山が若い男女の恋愛観、雷と風は熟年夫婦になります。
長い結婚生活にマンネリや、互いの気持ちが淡々となっても、感情的に大きく振れてしまうと、先ほどのコマの回転が止まってしまうので、「現状維持」が最善となるそうです。
今回6段階の2番目の時が出ました。
「現状維持」には、バランスを取るために変化することの大切さを理解して、努力ができる良い時となります。
⛰️7と4
『雷山小過』という卦です。
これは、山の上で雷が鳴っている景色です。
5と4は、風の上で雷が鳴っていました。
この場合は、男性と女性、陽と陰の組み合わせで、交わりバランスを取ることができました。
雷と山は、男性同士で譲り合わず、背を向けた姿になります。
この様子から、小過の状況となります。
小過、これは「少な過ぎる」ではなく「少しだけ過ぎる」です。
良い状況とは言えないので、身の丈を過ぎたことを決行するときではありません。
小さな鳥が山の上高くまで飛ぼうすると危険ですが、低空飛行なら安全です。「少しだけ」なら大丈夫。
自分で責任が取れる範囲にとどめます。
この卦の状況では低空飛行を心掛けます。
謙虚に過ぎる、相手をたて過ぎる、節約に過ぎる、くらいで物事がうまく運びます。
また今回は、6段階の5番目が出ました。
上位なので、下をまとめる必要があります。
しかし「小過」の状況では、まとめ役は苦労がありそうです。
協力者が現れるまで、無理に動かない方が良さそうです。
🪨8と6
『水地比』という卦です。
大地に水が浸透して潤い、草木を成長させます。
田んぼの景色を描くのもいいですね。
水と大地が交わって比の状況です。
比は親しむという意味ですが、比べると読みます。
自分と、自分がリスペクトする親友やライバルと比べるのです。
決して争いという状況ではなく大地と水が交わるように、同じ目標に向かって多くの人が集まってきます。
また仲良くするだけではなく、どんな土器にも水が形を変えて満たされ、合わせて一つになるように、意見の異なる人の言葉も受け入れて、陰陽交わってこそ発展します。
共同事業にはとても良い状況です。
今回この卦の6段階の5番目が出ました。
上位なのでまとめ役の側の時です。
比の卦のまとめ役は、「来る者拒まず、去る者追わず」の度量があり、みんなが安心して慕ってくる、とても良い時です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
回を重ねて表現スキルをあげ、易経を身近に感じて頂くことが目標です。
よろしくお願いします。
易経さんぽ #2

数字(1~8)のペアが3つあります。
ピンとくるペアがあったら読んでみてください。
※順序も大事です。例えば2と6、と6と2では内容が変わります。
ピンとくるものが無ければ、一般的内容として読み進めていただければ幸いです。
易経の奥深い世界を、日々の暮らしの中に取り入れて、身近に感じていただけたらと思い、ちょっとした占い形式にしてみました。
プロローグ
ここでは、易経についての詳しい説明は割愛し、直接卦の内容をお伝えします。
わかりやすくお伝えするために、私なりの解釈で味付けすることもありますが、読んでいただいて、少しでも、お気持ちの後押しになったり、お考えのヒントになれば幸いです。
易経は、64の場面からなるストーリーで、各場面に6つの段階や立場に立ったエピソードが展開します。
なので、基本的に64✖️6で384通りのパターンがあります。
384通りの中から、ランダムに3つピックアップしてみます。
🔥5と3
『火風鼎』という卦です。
火が上、風が下です。
この時、風をもう一つの象意「木」と捉えます。
火に薪を焚べて、煮炊きをするシチュエーションです。
「鼎」は「かなえ」と読みます。
3本足の金属製の鍋で、人が美味しい鍋を囲む状況に、
人生のヒントが比喩的に隠れています。
まず、食材です。
日頃から自分が大切に育ててきた野菜などを収穫して
みんなに振る舞おうという行為を
知識やスキルを共有しようとすることに置き換えてみます。
その時に、鍋です。
この鍋が3本足なのには意味があり、3本=3人=協力して、
意見を出し合うことが大事だと示しています。
そして、工程です。
まず、鍋をきれいにするために、ひっくり返して洗います。
この時、古いもの、古い考え方を一掃します。
食材を入れて、鍋を火にかけます。
この時、鍋の下の方にあるものは、一旦沸騰するまで上に上がってこられません。
組織の中でも、認められない段階があるけれど、焦らずに待つことです。
そして出来上がって、火から下ろす時、
鍋の耳を持ちます。
この耳がしっかりしていないと、せっかくの料理がバッシャーンです。
この工程の終盤=組織の上部の立場の人物が、
しっかり聞く耳を持つことの重要性を示唆しています。
出来上がった料理をみんなで車座になっていただく、
その様子からものごとが良い方向へ向かうことが想像できます。
今回はさらに、この卦の6段階の3番目に着眼してみます。
お鍋の下の方の食材が、しばらく目立たないので辛抱、という時です。
この場合、あなたはキチンとやるべきことはできているので、
後は状況が温まるのを待ちましょう、と伝えています。
周囲にはやる気のある人に囲まれて、焦るかもしれませんが、
ここは、あなたの才能をゴリ押しせず、空気を読んで加減して吉です。
⚡️1と4
『雷天大壮』という卦です。
「大壮」とは大きく盛ん、勢いのある強者が盛んな様子。
さらに雷が天の上で轟くのですから、とてもエネルギッシュな状態です。
運勢的にも非常な強さがあるので、一時的に興奮状態になりそうです。
「地」が物質的、現実的に対し、
「天」は剛健な思想、理想を意味して拡大する陽のエネルギーです。
それが下にあって、上へ向かって広がっていくイメージです。
この卦のお手本は、「バブル期」と言われます。
非常に勢いがあり、経済が急成長しましたが、
やりすぎてブレーキが効かず、バブルははじけました。
この「大壮」の状態を長く保つためには、
自制心や礼節、謙虚さといった
当たり前だけど、重要なことがキーワードになるようです。
今回はこの卦の6段階の最上階、「大壮」の極みの時について考えます。
勢いのある時が極みになれば、
ここでどう振る舞うかが明暗を分けます。
自己過信せず、上手くいっていることの理由を分析して、
自分の力だけでここまできたのではないことに気づき、
本心に戻れば、さらに大吉運が続きそうです。
⛰️2と7
『山沢損』という卦です。
「損」は、損得の損を連想されるかもしれませんが
損失や損害など、無駄に失うことではなく、
他人のために与えるということです。
そして、それは形を変えて、返ってくる「損」です。
景色から捉えると、山の下に沢です。
沢は窪みがあり、水を湛えた湖や沼のようなものです。
この卦では、窪みにあった土を、
元々大地だった場所に献上して山にした、というイメージです。
下のものから、上のものへの納税のようなものです。
それぞれの立場で「損して得とれ」を解釈されればいいと思いますが、
税金ならば、国民は社会が良くなることを願って払うのですから
受け取った側の国は誠意も持って扱わなければいけません。
手放すことにも意味があり、真の徳を習得すると
日々損する(手放す)というのが老子の哲学ですよね。
今回、この卦の6段階の最上階、上爻の時を考えます。
「損極まって益に変ずる」時です。
立場的にも経験値的にも上なので、
損の仕方も、個人的なことは置いておいて
下の者ののことを考えた環境作りなどに投資しすれば、
他者を益して、自らにも、信頼など良いものが返ってくることになります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
易経さんぽ #1

数字(1~8)のペアが3つあります。
ピンとくるペアがあったら読んでみてください。
※順序も大事です。例えば2と6、と6と2では内容が変わります。
ピンとくるものが無ければ、一般的内容として読み進めていただければ幸いです。
プロローグ
易経の奥深い世界を、日々の暮らしの中に取り入れて、身近に感じていただけたらと
思い、ちょっとした占い形式にしてみました。
ここでは、易経についての詳しい説明は割愛し、直接卦の内容をお伝えします。
わかりやすくお伝えするために、私なりの解釈で味付けすることもありますが、
読んでいただいて、少しでも、お気持ちの後押しになったり、お考えのヒントに
なれば幸いです。
易経は、64の場面からなるストーリーで、各場面に6つの段階や立場に立った
エピソードが展開します。
なので、基本的に64✖️6で384通りのパターンがあります。
384通りの中から、ランダムに3つピックアップしてみます。
1. 5と2
5と2は『沢風大過』の卦になります。
易は3文字か4文字の熟語で表記されます。
前の2文字が、教えのお手本となる自然界の景色で、
後の1or2文字が、その景色からの教訓をズバリ1or2文字で表現しています。
この卦の教訓は、ズバリ『大過』大いに過ぎる、多過ぎる、です。
何が多過ぎるのでしょう。
前2文字の景色は、風の上に沢。
この場合、風のもう一つの象意「木」と理解します。
沢は、大地に窪みができて、そこに水が溜まった場所、「沼」のイメージです。
この組み合わせだと、沼では木の成長を支えきれません。
陰と陽のバランスで見ても、この卦は陽がとても強くなります。
拡大しようとする陽のエネルギーを、か弱い陰のエネルギーが支えようとする、
陰の力は、陽のパワーを抑えてコントロールしようとするけど、
もはや風せんに空気を入れすぎて、爆発寸前のような状態です。
まず空気を抜きましょう。
重荷を一旦下ろしましょう。
少し引いて見てみましょう。
さらに、今回はこの卦の6段階の中の、3段階目と出ました。
3段階目は、まさにいっぱいいっぱいの時です。
体力に自信がある人、責任感がある人、実力がある人が陥りやすい状況だと思いますが、
消極的になるべきと言う意味ではなく、状況を把握し、自分の内側の声に耳を傾けながら
慎重に進むことも必要です。
この卦は最終的には悦びを得るところにゴールできると伝えています。
柔軟な思考で、時や状況に対応して、
重積を果たして成長していくことにもなるでしょう。
2. 3と8
3と8は『地火明夷』ちかめいい と読みます。
この卦の景色は 地の下に火=太陽が潜っています。
月もない闇夜のイメージです。
明は明るさ、夷は破る、という意味です。
この卦の闇は、明るさが破られている、
正義が追いやられて起こる闇というイメージがあります。
闇夜の状況では、足元さえよく見えないので、
行動するのは夜明けを待って、と言うことになります。
この場合は、正義感でがむしゃらに動くことは控えて、
逆に目立たないように振る舞う方が賢明です。
基本的に、火は文明の元であることから、火は智慧、聡明さ、などを表します。
地は大地、ひたすら受容します。善悪とか浄、不浄、の区別なく受容します。
聡明さを保ちつつ、環境に順応すること、周囲に合わせることが
時として必要なことを伝えています。
さらに、今回『地火明夷』の6段階の立ち位置の中で、6番目、最終段階が出ました。
地下の太陽から最も遠い、最も暗い段階です。
才能や実力を発揮しても、それを妬むような存在があるようです。
そちらに目を向けることで、意気消沈していると、
さらに辺りを暗くしてしまいます。
この暗闇で、しっかり睡眠をとって、気力を回復し、体調を整え、
内面を充実させる機会と捉えましょう。
3. 6と5
6と5は『風水渙』の卦になります。
景色は水面を風が吹き渡る様子です。
『渙』は、散らすという意味です。
この場合水しぶきでしょうか。
イメージは、颯爽とした感じ、でも水しぶきには少し寒さを感じます。
水は、冬や氷の象意にもなり、風は、木ととることもあります。
なので、冬の厳しい寒さから、木が芽吹く春へと向かう、
春の訪れを感じる景色とも読めます。
今までの辛抱、苦労が報われて、明るい前途が見えて来そうです。
停滞していたことも進みそうです。
ただし、油断できないのは、『渙』の意味合いです。
散らす、ということは、鬱々とした気分を散らすともとれるし、
人心が散っていく、解散、などとも取れるます。
人との協力は欠かせません。
お互いの気持ちが散ることなく、心をまとめて団結を生み出してこそ
辛抱の時からの挽回のチャンスとなります。
そして今回出た『風水渙』の状況の、立ち位置としては、6段階中の一番上となりました。
水しぶきがかかってくることのない安全な立ち位置のようです。
回り道をする余裕を持つくらいが良さそうです。
*****
3つの選択肢とも、実際易を立てて出しました。
初めてなので、わかりやすい、お伝えしやすいのが良かったのですが、
難しいのが出てしまい、悪戦苦闘でした。
これも易の神様からの叱咤激励かな、受け止めました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
お金を超えた豊さ
このブログのテーマに決めた『この窓から見える景色』の、この窓の原点は、故郷島根の実家にあります。
私の故郷は、出雲大社から車で40分ほどの山の中、猪やてんが出没する所です。
小学校を中心とした小さな集落があり、その周りを低い山が囲んでいます。
同級生はほとんどの子達が、山を超えた違う集落から通学していました。
私の家は、小学校を見下ろすように、山の中にありました。
うちの反対側の山にも幾つか家があり、子どもの頃は、そっちの家の方から、朝早く鶏がコケコッコーと繰り返し鳴いていました。
うちのすぐ南側の山を登って行くと、スサノオノミコトがイナギ姫と新婚旅行に訪れたという神話の残る神社があります。
そこには樹齢1300年の椎木が、重々しく佇んでいます。
東側には田んぼが広がり、山に行き止まると、堤があります。
子どの頃はその堤がとても神秘的で、少し怖くて、獣や鳥たちが水を飲みにやって来ていたようでした。
この清らかな環境条件が揃って、夏の夜には蛍が本当に素晴らしかった。
満天の星空と地上で光る蛍との境目がないような、
その美しさを言い表す言葉を持たなかった子どもの私でも『シンフォニー』、そう心の中でつぶやいて、ただただその光景を見渡していました。
その我が家の2階こそが、『この窓』の原点です。
この部屋で思春期を過ごした。
嫌なことがあれば、窓を開け放って、大の字に寝転がる。
大きなため息を吐きながら、顔を外に向ければ、窓枠に切り取られた真っ青な空。
「なんだよ。。。。」
楽しい時は、ギターを抱え、マイク越しにスピーカーを外に向けて熱唱する。
学校周りの集落では、ゆうげの支度。
「今日は、ありがとう!最後の曲です!」
とマイクで叫んでも聞こえない。
家々から、お風呂を沸かす煙が真っ直ぐに上がっていく。
真っ直ぐに上がっていく煙が、そこここに。
夕陽が辺りをオレンジ色に染めている。
そこに暮らしがある。ささやかで日々変わらない。

「稲佐の浜」に沈む夕陽
*****
私は、暮らしを切り取った景色がとても好きです。
ある年の里帰りの際、地元に住む姉が、松江の大根島の高台にある小さなカフェに連れて行ってくれました。
入り口から入ると、センス良く小物が置かれている店内にワクワクして、もっと進んで中庭に出ると、途端にそこに、夕方の町が見下ろすように広がりました。
わーっと、目頭が熱くなって泣いていました。
私が、本当に本当に欲しいものは、お金では買えない。
あの光のシンフォニー、真っ直ぐに上がって行く煙が夕方を告げる景色。
行き交う車が忙しなく、なんでもない今日が、今日も終わっていくことを告げる。

数年前、NHKで『映像詩 里山』というシリーズを放送していました。
その中で、新潟県の棚田を取り上げた回があり、映像の美しさはもちろん、人の暮らしの中に陰陽の思想が息づいていることに感動したことを覚えています。
この地方では、豪雪と、昔から繰り返される地滑りによる甚大な被害と向き合ってきた歴史がありました。
毎日田んぼに出て、丹精込めて育てた稲が一晩でダメになってしまう。
それでも淡々と暮らしを続けます。
土を耕し続け、災いを豊な恵みと変えてきました。
地滑りが起こるたびに、斜面に畦を築き稲を育てました。するとそこに恩恵があったというのです。地中深く混ぜ返された土から、美味しい米を生む栄養素がもたらされました。
さらに豪雪さえも、恵みの雪となります。
雪どけ水には山から染み出た地中のミネラルが含まれ、流れてくる土には稲に必要な成分がバッチリ含まれているというのです。
それらが棚田の恵みとなりました。
水や雪は、陰陽に当てはめれば陰、困難の象徴となります。
人々は、屋根にのしかかる豪雪を、互いに協力し合って雪下ろしをします。
「みんなが一つの塊みたいになって生活している」と地元の人が語ります。
この地方の人々を一つにまとめているのも、雪だということです。
陽は拡散するエネルギー、陰は収縮するエネルギーです。
里山には、自然と向き合う中で、陰と陽が調和をとり交わって生まれる美しさがあると思うのです。
*****
『陰徳』という言葉があります。
私の解釈ですが
例えば、災害が起こった場合、いち早くに大金を寄付したとします。
この行動は、すぐさま被災地の中心部に見えないエネルギーを与え、熱を生むことができます。
しかし末端に広がって行く頃には、現金は支給されても、中心部に起こった熱は伝わらないでしょう。冷えていきます。
一方、被災地に赴き、地道なお手伝いを続けた場合、すぐさまには熱は生まれませんが長く続けることで、ゆっくり温まって行く、周りの人を巻き込んで活動が活発になるかもしれません。
イメージですが、これは『陰徳』かなと思います。
食べ物にも陰陽があり、陽の食べ物は身体を冷やし、陰の食べ物は温めると言います。
*****
陽ばかりが先走っても息苦しい、陰ばかりになっても重苦しい。
バランスの取れた美しいハーモニーを奏でる陰陽のチューニングを考えていきたいと思います。
それを生活の中に落とし込んでアウトプットできないか、
お金を超えた豊かさを探して、挑戦していこうと思います。
わたしのダイエット作戦
久しぶりに“はてな村“に里帰りだ。
みんな元気にしてるかなぁと気持ちは高まる反面、少し気がかりなのは、私だと気づいてもらえるかな?最後の記事から早いもので2年も経っちゃった、上に私太ちゃった。(とリアル里帰りなら思うだろう。さらに同窓会でもあるというなら焦る。)
いや、普段から見た目を気にしているわけではないのだけれど。
最近の私は、見た目を置いて、とにかく易経の深掘りに没頭していた。
年末年始のお休みがそれに拍車をかけて、ずっと椅子に座りっぱなしで腰は痛めるし、目がしょぼくれるし、人に笑顔を向ける必要がないので、ほうれい線がくっきりハッキリだ。
学習塾の新年の授業が始まって、数日のことだった。
易経勉強にひと段落つけて、アドレナリン放出が落ち着いて、通常の生活が始まると、すっごく腰が痛いことに気づいた。
座っていられない、ゴロゴロ寝転がる。立とうとすると、これまた痛い。
ピンポーンと玄関にお客さん。「はーーーい(あ痛たたぁ)」と曲がった腰をさすりながら出ると、Oさんだ。
「あらら、大丈夫、太ったねー」
腰をさすりさすり、やっとの思いでドアを開けた家人の、腰より太っていることを心配する客人がどこにおるのだ。
Oさんは、子ども達を通じたお友達。公園仲間だった人。30年の知り合いで、数年前からお孫さんを塾に通わせてくださっている。毎年お正月に手土産を持って挨拶に来てくださる律儀な方だ。
******
私は、こういうドストレートな発言は嫌いじゃない。
何事も深掘る面倒くさい性分があるのだけれど、この発言は深掘りようがない。
「はい、正解!」
と言うだけだ。
しかし、世の中には、一定数この無邪気なドストレートな発言ができる人達がいる。
主人は地域でいろいろな役を務めさせていただいている立場上、大勢の前でご挨拶する機会が多い。そんな大役を務めて帰って来たある日のこと。
「今日さぁ、〇〇会で挨拶した後よ。お開きになると、知らないお爺さんが近づいて来てさぁ『親父さんに似て来たなぁ』とか、『あんたも歳くってきたなぁ』とかならわかるよ。『おまえさん、頭薄くなったなぁ』って言うのよ。」
一緒に笑うしかなかったが、内心では(どこのどいつだ、出てこい!名を名乗れ!)と握り拳を握っていた。
でも、この話題、週末お義母さんと主人と3人で食事した時のネタになって、87歳で身体が辛そうで、いつも気難しい顔をしたお義母さんの、爆笑をいただいたのでヨシとしよう。
******
というわけで、“わたしのダイエット作戦“なんてタイトルで書き始めたけれど、実はあれからちっとも痩せてないので、詐欺的タイトルだ。
太る要因
① 年齢によるもの。
母が昔、水を飲んでも太る、と言っていたのを心の弱い人間の言い訳と聞いていたが、本当だった。
② 体重より長寿に重心が傾いた。
以前なら、口にするもののカロリーをすごく気にしていたけれど、今ではテレビで長生きの人の食生活共通点とか見ると、私も!と思い、なんならコンプリートしたくなり、結果食べすぎる。
③ 着る物に辛抱がきかない。
締め付けるとイヤ。肩が重く感じるのもイヤ。着てることが気になるのがイヤ。
要は全くゆるゆるふわふわの物しか着ていない。
対策
① 取り敢えず、食べることに気をつける。
長寿メニューもコンプリートは良くない。
② 運動をする。
運動をしても、身体のどこかが痛くなり続かない。けれど、YouTubeで両手を肩まで上げて腰を振る運動が、かなり話題になっているらしいので、やってみる。
③ 身につける物でシャキとする。
ファスナーが上がりきるかどうかギリギリくらいのGパンを履いて、少し踵の高いショートブーツで買い物に行く。
なんと近所のショッピングモールで、入ったお店で次々と「あれ、今日はワンピースじゃないんですね。」と言われ、いろいろ複雑だけど嬉しい。深掘るので。

腰も目も、通常の生活に戻り、そうそう勉強ばっかりやってもいられなくなり、回復しつつある。
ところが昨日は、またちょっと調子が悪かった。旧暦のカレンダーを見ると『戌』の日。
「やっぱりねー。ほら戌の日だ。戌の日は相性悪いんだよね。流石私。」
と変な自慢に持っていくと、すかさず主人が反応する。
「何が流石だ。運勢なんかに負けてどうする。気合いだ。」
「いやいや、自然に運気を受け止められるから、ここまで幸せに来られたと思うよ。」
占いでご相談にお応えする時、河の流れに例えて話す。
通常の日々というのは、大きな河の流れのようで、良くも悪くも、その流れに身を任せて過ごしている。変わりたいと思っても、なかなか自力で流れに抗うことは難しい。
そこで、良く知られているのが“天冲殺“など、ちょっとネガティブなイメージを持たれる、変化の運気というのが、誰にでも巡ってくる。
それらは、穏やかな流れに、突然岩のように立ちはだかる。ぶつかれば痛みはある。
けれどその後、流れを変えることにもなる。
ネガティブな事象を陰とするなら、順調な流れを陽として、なんらかの形で陰が陽に絡んでいかなければ、物事は発展しない。満月も新月へ、春も冬へ、移り変わることは摂理。それを受け入れるためには、揺るがない芯が必要ということだ。河に身を任せるにも、柔軟にしなる芯が必要だ。
*****
さて、私はOさんの発言で、プワプワ浮かんでいたところに、水草に行き当たった感じだ。
そして、掴んだ!65歳に向けて、少しだけ老化に抗ってみよう。
置いておいた見た目も大事にしてみよう。
Oさんの発言は、芯が通っていた。
帰り際も、「マスクが癖になっちゃって数年経つでしょ、マスクの下が老けちゃって取るのが怖いよね。」とおっしゃって、私が「そうそう、だから私はマスクをつけっぱなしにしないように気をつけてる。」と言うと。
「大丈夫、banchanさんは変わってないから、首から上はね。」
と、念を押してくださった。
持つべきものは友だ。
※2023年4月 師匠と尊敬していた父を見送りました。お時間があればこちらものぞいて下さい。
悪く思ってごめんなさい。
先日アントニオ猪木さんの訃報が報じられた時、鍼の先生を思いました。先生は鍼治療と一緒に、温かいトークで心もほぐしてくださいます。
少し前に行った時に、まさにアントニオ猪木さんのお話を聞いたところでした。
先生は元プロの競輪選手で、全国を転戦していたそうです。デビューと同時に連勝していた中野浩一選手に土をつけて話題になったこともあると聞きました。
そんな頃移動の新幹線で、同じく試合会場の移動途中のアントニオ猪木さんと同じ号車になったことがあるそうです。思わず声をかけてしまった競輪選手達に対する猪木さんの態度を、身振り手振りを真似て語る先生は、その時本当に猪木さんに感動したんだなって伝わってきました。
握手を求めると嫌な顔ひとつせず、あえて左手を出してこられた猪木さんの右手に包帯が巻かれていることに気づき、先生が慌ててお邪魔したことを謝ると、競輪のプロ選手と知って逆にエールを送ってくださったそうです。
アントニオ猪木さんがバリバリの『燃える闘魂』だった頃のお話でした。

以前、『鬼コーチ』というタイトルで記事を書きました。
猪木さんはまさに『鬼コーチ』と共に生きた方なのではないでしょうか。
猪木さんの『命式』です。
○ 己 甲 癸
○ 酉 寅 未
○は生まれ時間が不明ということです。
色をつけた漢字が日主と言って、本人の位置になります。
己(つちのと)は、大地の意味です。猪木さんは大地が本質であるということです。
大地はさまざまな命を育みますが、特に植物との関係は相互に大事な関係になります。植物は土と水がなければ生きられませんし、土にとっては、植物の根が張っていることで安定します。
己にとって甲=大樹や乙=草花を官星と言います。これを『鬼コーチ』と表現しました。
『鬼コーチ』は、地位、権利、義務、など堅いイメージの存在です。まず命式の中に『鬼コーチ』が存在するか、から始まって、自分との相性はどうなのか、その影響力の強さはどうなのか、それによって個性に関わってきます。
“〜すべき“に囚われやすい人は、この官星の存在が大きくのしかかっていたり、逆に地味な仕事でもコツコツ頑張れたりする場合は、官星との相性が良いのでしょう。自分に厳しかったり、自分を誇示しようとしたり、そういった個性の部分を官星が担っています。
猪木さんの『命式』に戻ると、甲と寅で柱になっています。この部分でより自分に近い社会、仕事や人間関係を見ます。甲は大樹、寅はまさに甲の分身のようなエネルギータンクです。太い甲の柱は、己の猪木さんにとって太い官星の柱になります。
己は甲を求めています。猪木さんが自分に厳しく、社会的な役割を全うすることに価値感を持っていたことがわかります。特に仕事面で発揮されるので、『燃える闘魂』を演じきることが仕事であり、自分の社会的役割だと強く思っていらしたのでしょう。
***
さて、今回は『鬼コーチ』について、他のパターンにも触れてみます。
前回の記事で、ジャンケンの例え話をしてみました。
ジャンケンは勝つ相手と負ける相手があるから成り立ちます。
自分を鍛えるという意味では、負けではありませんが、勝つとわかってる立場からでは意味がないように思います。鍛錬とか、やたら金へんの漢字ですね。
五行では、金には庚(かのえ)=鉄、と辛(かのと)=宝石があります。これらが日主=自分の本質の人の場合、官星は火になります。火には丙(ひのえ)と丁(ひのと)があります。丙は太陽、丁は炎です。特に庚の人にとっての良い『鬼コーチ』は丁=炎です。鍛錬されそうですよね。丙=太陽では、暑くて無駄に鉄が変形するだけのようです。
他にも、甲=大樹の人にとって官星は、庚と辛ですが、庚は斧みたいにスパッと木を切って材木にして社会の役に立つ素材に変えてくれそうです。でも辛だとそうは行かず、無駄に木の表面を傷つけられそうです。
四柱推命は、まずこの五行の10ある干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の相互関係をとことん覚えるところから始めていくんです。ジャンケンで言うなら、自分はグー、チョキ、パー、の何なのかをまず知って、自分がグーなら、パーはどれとどれか、チョキはどれとどれか、みたいに。そして、勝つ相手が良くて、負ける相手が悪い訳ではないのです。
関係性を知ってから、関係性の質を探っていくところへと進めていきます。
まず日主を剋してくる官星との関係性の良し悪しを知ることは大事になってきます。
ブースに来られる相談者様でも、仕事にまつわる場合は、必ず官星が関わっています。
***
最近、夢中で四柱推命を勉強していた時期から、ちょっと一段落して、なんだか少しイライラしてしまうのです。占い師的には、あくまで運気の流れで判断したいところですが、そんなに冷静になれない時もありで。
逆に苛立つ相手(主人ですが)の命式を覚えているので「そういうところよ。。だから日主己の食神ばっかの、マイペースの。。。」と、頭の中で呪文が巡るのです。
私は主人に対して不満を持つと黙り込みタイプの妻なのですが、60歳にもなって全無視も大人気ない(まず大人じゃないですけど)と思い、ちょっと返事すると、それがまた返って「私被害者です感」に油を注ぐのですね。
ベランダで洗濯を取り込みながら、秋の綺麗な夕日に思うのです。
人はいかに、自分の感情で判断して、怒りや悲しみを勝手に自分で作っているかと。
心理学にABC理論というのがあります。Aは事象でCは沸き起こる感情です。Cの感情を作っているのはBの判断である、という理論です。ポジティブに受け止めるか、ネガティブに受け止めるかで、事象の意味が変わってしまいます。
『命式』は事象です。勝手に判断を加えて、感情を動かしてはいけません。
いや、ここまでの人生、散々Bでネガティブな判断をしてしまいがちで、Cで苦しむ人間だったので、確かなAを、真実のAを、AだけのAを、知りたいと探し求めて、四柱推命に辿り着いたのです。
雲の切間に神秘的な光を放つお月様と側で格別に輝くお星様を見上げて、ため息ひとつ「お父さん、悪く思ってごめんなさい」と呟く私でした。
種を蒔くとき
占いのブースに入った時、手相はコミニュケーションツールとしても素晴らしく使えるツールです。
塾の先生としての私も、伝えたいことの100%を語りきろうとして熱くなり過ぎて、子ども達を置いてけぼりにしてしまっていたことに気づき、熱弁の授業の後に疲労と反省で撃沈することが多々あるのですが。
占い師としての私も、四柱推命で見えてきたことの結論だけでなく、何故それが言えるかまでわかってもらいたくなり、目の前のご相談者様の渋〜い顔にハタと気づき、四柱推命トークを一旦止めて、「すみません。手のひらをみせていただけますか。」というのです。
手相は、線そのものが説明書になり得ます。「この線がここからこのよう出ていると、こういうことが言えるのです。」とお伝えすれば、納得の表情です。
先日も、四柱推命で「学問で開運されますよ」とお伝えしても、ノーリアクションだったので手のひらを見せて頂き、その瞬間に、両手にしっかりと現れていた線から「教育関係の方ですね?」とお尋ねすると、「高校の教師です。」とおっしゃられ、話がスムーズに流れ出しました。その後、再び四柱推命に戻して、ご相談内容について運気の流れを絡めてご説明する、という手法が上手く納得してもらえるパターンになっています。
手相というのは、不思議なほどにその人物を物語っています。
手のひらはピンク色でふわふわとふくよかな方が良い状態です。
5本の指の付け根は、それぞれの持つパワーのエネルギーの源になります。
指の付け根の膨らみは、いわばエネルギータンクのようなものです。
・人差し指の付け根は、向上心や独立心、努力、といった自己の強さを表し、そこからリーダーシップや指導力などのエネルギータンクだといえます。
・中指の付け根は、忍耐、勤勉、研究心などの、物事に取り組む時の適応力、継続力を表すことから、社会性、仕事運などのエネルギータンクといえます。
・薬指の付け根は、自己表現能力のエネルギータンクで、社交性、芸術性、人気、成功、といった意味を持ちます。
・小指の付け根は、交渉力、商才、知的能力のエネルギータンクで、即ち財運に関わる情報が眠っているといえます。
・親指の付け根は、愛情、健康、体力、といった自分から湧き出すパワーのエネルギータンクです。人生を楽しむ、芸術的な事を生み出すと言ったことに繋がります。
・各指の付け根以外にも、手のひらの中央部や、親指の反対側(小指の付け根より下)の盛り上がり、手首に近いあたりの盛り上がりなどがありますね。それらも大事なエネルギーのタンクになっています。(今回は長くなるので、割愛します)
そして大事なことは、基本的にそのタンク(付け根)に縦の線が入っていることです。縦線がそのエネルギーを享受できていることを表しているのです。(親指の付け根は横筋が入っていることが、愛情が旺盛を示します)
例えば、薬指の付け根の縦線があれば、それはどこから伸びてきていても、成功や夢の実現、自営業の人には嬉しい『太陽線』と呼ばれる線になります。
小指の付け根の縦線は、『財運線』と呼ばれ、金運に関する情報になり、出発点でどうやってお金を得るのか、また線の状態で、お金の使い様がわかるのです。

四柱推命も似たようなことが言えます。
四柱推命は生まれた年月日時間で『命式』を作って、その人の持つエネルギーの流れを見ていきます。
『命式』は八字の漢字でできています。
壬 甲 丁 庚
申 辰 亥 子
例えばこのように表されます。
下の四字は、十二支でお馴染みの漢字です。十二の種類の中から、生まれた瞬間に四字が選ばれて決まります。
この四字が、その人のエネルギータンクになります。
一つの文字で一つの種類のエネルギーを蓄える大きなタンクもあれば、一つの文字で小ぶりながらも三種類のタンクを持つものもあります。
これも手相の縦線と同じように、エネルギータンクがあるだけでは、その力を表に出すことができません。
表に出す、プレイヤーが上の四字です。
ただし、このプレイヤー達とマッチするエネルギーの入ったタンクが必ずしも下の四字にあるとは限りません。
なんせ、生まれた瞬間に、十種類あるプレイヤーの中から四種類だけが選ばれ、十二種類あるエネルギータンクから四種類だけが選ばれたのですから。
大きなタンクのエネルギーとマッチするプレイヤーは大きな力を発揮し、マッチするエネルギータンクが全くないプレイヤーは弱く控えめになります。
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四柱推命が深くて、面白いところはここから始まります。
自分自身を表すプレイヤーとその他のプレイヤーとの力関係。強ければ良いわけでもない時があったり、弱いからこそいい働きをしてくれる場合があったり。
そもそも、プレイヤーと仮に例えた四つの「天干」自体に、様々な個性や関係性があります。
***
プレイヤーと例えた「天干」同士の関係性や、エネルギータンクと例えた「地支」の供給が、その道にピッタリ!という人物が天才と言われ非凡な道を行くことになるようです。
それでも、「天干」には十文字中の四字、「地支」には十二文字中の四字しか用いられないのです。完璧な組み合わせ、完璧な『命式』、完璧に用意された人生などないということです。
何かの不足は、逆に言えば、それこそがその人の個性なのです。
自分を知り、自分にとっての「種を蒔くべき春」がいつなのかを把握する。
自分にとっての冬がいつなのかを把握し、受け入れて足掻く事をせず、春まで待つ。
というのは、持って生まれた『命式』の中に、欲しいエネルギータンクが無くても、ご存知の通り、毎年やって来る干支が欲しいエネルギーを持ったタンクとして巡って来るのです。
また、『命式』の中でふさわしいプレイヤーがなくて、しっかり使われていないエネルギータンクがあるとしても、ふさわしいプレイヤーが巡って来る年があるのです。
他人と自分とは、プレイヤーのタイプが全然違うし、季節の流れ方(良い時、悪い時)も違う、比べようがない事を知れば、根性論ではなく、最適な人生があると思うのです。
それはある日突然
私が四柱推命の師匠と仰いでいる人は、ご自身で「私はカウンセラーじゃないので、悩み事の相談は違う所に行ってください。」と明言される程、学術的なアプローチで四柱推命を長年研究されてる方です。
指導方法も、「この『命式』の特徴を述べなさい」という感じで出題され、回答すると、その『命式』は孫文だったり、蒋介石だったり、西太后だったり、するのです。
とても面白い(ここは、funnyではなくinteresting で)のですが、難しい。
四柱推命がわかる人同士の話を聞いていると、助詞以外、全部何喋っているかわからない言語のようです。
実際師匠のブログを読んでいると、途中で頭から煙が出てくるか、眠くなって強制シャットダウンです。
私も四柱推命の凄さがわかってくる程に、人に伝えたいと思うのです。
でも、私の挑戦は、四柱推命自体には興味がなくても、あなたの悩みの根底にはこんな理由があるのかもしれませんよ、とか、人はこんな大きな仕組みに包まれて生きてるらしいですよ、とか、普通の会話の中で伝えられないのか、ということです。
例えば、コンピューターとか拒否反応しかない私に、用語を使わず説明するのは至難の業だろうし、喩えばかりを使っていたら、私は正しく理解していないのに、わかったつもりになるかもしれません。
それでも、志を持って、試行錯誤しながら、私なりの四柱推命の伝え方に挑戦していきたいと思います。もちろん師匠のブログがノンストレスで読めるエキスパートにならなきゃですが。
***
そこで、私の今日のお題は、『耳鳴りが止んだ理由と五行論』です。

忘れもしない2019年8月9日、耳に違和感を感じた日から私の『耳鳴り』との付き合いが始まりました。
当時、プロになるつもりもなく四柱推命の勉強を始めており、師匠に『耳鳴り』がすることを相談しました。その時師匠は「断易」を使って鑑定してくださいました。その結果がおそろしかった。
「ひょっとして、水回りをいじりましたか?水の神様が行ってしまいました。」
その通り前年に、ハウジング業者に勧められるままに、風呂とトイレと洗面所を改修して、様々な理由で2018年はさんざんな年でした。
恐るべし師匠と思ったのですが、『耳鳴り』が酷く、私の四柱推命の勉強はこの時中断することになり、むしろ私の中では、これで終わりと思っていました。
そしてこの度、ヒョンなことから、占い師さんから占い師になるよう勧めていただき、封印していた勉強道具を段ボール箱から取り出して、猛勉強の末に、「この『耳鳴り』が終わる時」を読み解いたのは、自分自身でした。嬉しい!!!
8月になったらきっと良くなると主人に公言していたのですが、なかなかその日は来ず、ひとつ前の記事でも『耳鳴り』が酷いと書いています。
その時は本当に突然にやってきました。
8月も末の24日、買い物中は、相変わらずスーパーの騒音が耳の中で響いていたのに、帰りの車の中でいつものようにCDが鳴り出した時、普通に聞こえたのです。まる3年ぶりだったのに、出てきた独り言は「何? 来た?」でした。
***
では私流説明にチャレンジしてみます。
例えばジャンケン「石」と「ハサミ」と「紙」の三者はそれぞれ、勝つ相手と負ける相手がいますが、この三者に強めてくれる相手と、強めてあげる相手、二者を加えて五者にします。
「石」は土性、「ハサミ」は金性、「紙」は木性になります。さらに、火が「紙」によって強く燃え、「紙」(木性)は、水を与えられることで育ちます。
万物がこの五者🟰五行(木、火、土、金、水)の関係性を持って、成り立っているというのが五行論です。
四柱推命は、人間社会もこの五行の関係性で存在しているとするところから始まります。
***
私が耳に不調を持った原因は、いろいろな観点から、この水性が関係しているのは間違えないと思っていました。私の『命式』には、この五つの要素の中で、水が極端に多いのです。
水が多いことと身体への影響と言えば、単純に冷え性とか、腎臓に負担かかるでしょ、とか想像できますが、実はそれで間違っていません。東洋医学的なことなど、まだまだひよっこに語れる内容ではありませんが。
身体の臓器を五行に置き換えた時、耳は(臓器ではありませんが)水性に属すことはわかっていました。水の多さをコントロールできた時、耳も改善すると思っていました。
なぜ、私の『命式』に水が多いと言えるのか、なぜ今年の8月に水の量をコントロールできると思ったのか。
これらを学んで理解したインプットより、理解してもらうアウトプットの難しさを痛感します。
これからが私の挑戦です。
ブログに向かう理由、ハードルが高層ビルのように高く感じますが、学びを深めて逃げずに挑戦していきます。
自己満足的な内容になるかもしれませんが、よかったらまたお立ち寄りください。
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毎月 第2、第4日曜日
白神江癸 しらかみみずき
で出演しております。お近くにお住まいでしたら、是非一度お立ち寄り下さい。11月にオープンする『ジブリパーク』の近くのイオンモールです。ついでに、会いに来て頂けた本当に嬉しいです。
はじめてのお客様
というわけで、(ここが書き出しです。とにかく書き始めてみました。)私が占い師としてブースに入らせていただくようになって、まだ半年も経たないわけですが、もう果てしなくドロドロと勉強ばかりしている気がします。
10年20年とプロとして活躍されている方々も、ゴールの無い勉強をされているのだろうから、61歳でのデビューは無謀なのかもしれません。
元々の耳鳴りに加えて、偏頭痛まで始まって、眼精疲労もとんでもなく深刻なようです。
以前の記事に数回登場していただいた鍼の先生も、悲鳴をあげている私の身体をケアしてくださりながら「チャレンジャーだねー。そういうところ感心するよー。」と言ってくださいます。
自分では、そのチャレンジ。。。リスクが伴うかもしれない壁にあえて挑む。。。的な感覚は全くわからないのです。
なんせ、一般的な同世代の人の平均的な感覚、というものが分かりません。
直感的にやりたいことをやって、やりたくないことは避けて生きて来ました。
やりたいことに対しては、結構計画的に根気強く頑張れるのですが、やりたくないことは、世間の人はそれでも頑張っているんだ!みたいなことでもあっさり背を向けて逃げてしまいます。
みなさんご自分の手のひらをちょっとご覧になってください。
左右どちらでもいいです。
親指の付け根の上から、手首に向かって、きっとよくご存知の『生命線』がありますよね。
その『生命線』と同じところ、あるいは若干上から、手のひらの中央に向かって『知能線』が伸びていると思います。
みなさん、この2本の線のスタート地点が重なっていますか?離れていますか?
重なっている人は、常識的で社会的に自分を周囲に合わせることができる人です。
因みに今まで私がブースで出会った方々は、皆さん重なっていました。
。。。。が、私とんでもなく離れています。
空気を読まずに生きる、マイペース人間です。(同じく離れている方、失礼しました。言い方ですよね。)
この度の61歳のデビューも、私的には、普通に有り、でした。

そうして、半年近く猛勉強して、事前のテストや面接などもクリアーできて、いよいよデビュー本番が近づいくと、ドキドキを通り越して、ワクワクして来ました。
最初のお客さんはどんな人だろうと思うのです。
それは、妊娠してお腹がどんどん大きくなって、少しずつ出産の現実味が湧いてくる時の気持ちと似ていました。明日は出産予定日という前夜、今は誰もいないベビーベットに、そこに赤ちゃんが寝ている時が来るんだ、と不思議に思ったものでした。
自分の学習塾ではずっと前から、生徒さんに占いを交えておしゃべりをしていたので、中学生だったりしたら緊張せずに話せるなー、とか。
どんな人なんだろう、記念すべき第一号のお客さま。
その人に会えたのは、私が初めての出店準備をして間も無く、まだ落ち着かないうちでした。
すっと入ってくると、「自分の会社の今後の見通しについて」という内容でいきなり、5500円分をオーダーしてくれました。
。。。それは、やっぱり私のスーパーマンでした。
初めて「いらっしゃいませ」と、言った相手は主人でした。
色んな意味で「ありがとうございました」と去っていく主人に深く頭を下げて見送りました。
***
私は家族が大好きで、家族にも守られて、ここまでマイペース人間を貫いて来れたと感謝しています。
もし良かったら、再び手のひらをご覧になってください。
『感情線』という小指の下の方から人差し指方向に伸びる線がありますね。
これが人差し指と中指の付け根の間までしっかり伸びている人は、家族など、身近な人への想いが強い人です。
短い人は、感情的にはクールで(冷たいわけでは決してありません)人に対しても深追いはしないし、自分もそうして欲しいタイプの人です。
私はひたすら『感情線』が長かったのですが、最近途中から二股に枝線が出て来ました。
これは、身近な人に限らず、広く人を愛せるせるようになった証らしいです。
ブースで色々な方とお話しして、この仕事をしてなかったら出会えないような人のお悩みをお聞きし、晴れやかな顔で出て行かれるのを見送りながら、心から良かったと思うのです。
『この窓』から出てみて良かった、と。
因みに、主人の後の初のご相談者様は、なんと中学生の2人組の女の子達でした。
神様に感謝しました。
***
毎月 第2、第4日曜日
白神江癸 しらかみみずき
で出演しております。お近くにお住まいでしたら、是非一度お立ち寄り下さい。11月にオープンする『ジブリパーク』の近くのイオンモールです。ついでに、会いに来て頂けた本当に嬉しいです。
鬼コーチ!が居ない!
知り合いの60代の女性が、ここのところ激痩せして、それが尋常ではないので、ついに検査を受けることにしたと言うのです。
私はその報告を聞いても、直感的に彼女に大きな病が隠れているような胸騒ぎがなかったので、親しさもあり生年月日と生まれ時間を聞いて、四柱推命的に何か問題点がないか見させていただきました。
彼女の『命式』の八字は
丙 己 壬 戊
子 卯 戌 戌
という見慣れない文字になります。
この八字の持つ意味と、お互いの関係性から様々な情報を読み解いていきます。
さて、上の八字を簡単な絵にしてイメージすることができます。
山があって、ふもとには平原が広がり、大きな河が流れ、それを秋の穏やかな太陽が光を注いでいる様子になります。
綺麗な絵が想像できます。何も問題ないように思えます。
でも、この絵には鬼コーチがいない!
鬼コーチは山から降りて来るのでしょうか。。。いえいえ。
鬼コーチとは、『官星』と言って、自分を剋してくる要素です。
自分を色々な意味でコントロールしてくる、自分の中の要素です。
自分にとって、追い風ばかりでは発展しません。
***
彼女自身の本質は、この絵の中の平原になります。
大地は母性の象徴です。受容し命を育てます。
お人好しと思えるくらいお友達のお願いに応えようとする彼女。
「そんなの断りなよ」と呆れ気味に言っても、「まあ出来ない程でもないし」と頑張ってしまいます。
お友達はこの絵の中の山です。
平原の彼女の側で大きく聳えます。
彼女は思わずへりくだってしまいます。
そのこと自体は良くも悪くもないのですが、必要なのは、この平原に植物が生える事だと私は考えました。
特に、樹木です。
樹木が平原に根を張れば、土が整います。
彼女にとって、樹木こそが、良き鬼コーチになります。
彼女の中で、〇〇するべきというルールや歯止めがないので、ついつい自分がやれば済むならそっちでいいか、と感じてしまい、優しさからグダグダになってしまう。
そして知らないうちに疲労やストレスを溜めてしまったのでは、と見ました。
***
この絵の中に、樹木を植えるのは、気持ちの持ちようや、精神論では叶いません。
『時にあたる』のです。
この言葉、私大好きなのですが、また別の機会にお話しさせて下さい。
巡る時、巡る季節の中で、この絵に新しい物が加わったり、失われたりします。
その時を掴むのです。
***
土の人の場合、体重が増えたり、減ったりを繰り返しやすいと言います。
さらに、彼女の場合、元の八字の他に、『年運』という彼女自身の10年間のテーマで、この絵に山が増えてしまっていたのです。
結局、検査結果は大きな病気はなく、体質的な問題点が見つかり、投薬で改善されるとのことでした。
***
どんなエレメントも良い悪いはなく、関係性とバランスということになります。
次回もう少し、「鬼コーチ」についてまとめてみようと思います。

***
毎月 第2、第4日曜日
白神江癸 しらかみみずき
で出演しております。お近くにお住まいでしたら、是非一度お立ち寄り下さい。
11月にオープンする『ジブリパーク』の近くのイオンモールです。
ついでに、会いに来て頂けた本当に嬉しいです。