2021-01-01から1年間の記事一覧

『生まれ来る子ども達のために』

10月末は連休が取れるので、毎年島根の実家に両親の様子を見に帰る。 父が免許を返納してからは、姉が送り迎えをしてくれるので、都合良くいくように、姉の家の近くに宿をとることにしている。 その宿は、入った途端に大きな窓一面に日本海が広がっている。 …

『私のやり方』

今日は日曜日。恒例の主人と出かけるコーヒータイムが、昨夜から何だか楽しみだった。「明日のカフェが楽しみだな。」と言う私に、主人は「また、なんで?」と、大き過ぎる期待は困るよ、と言った感じの返事をした。 しっかり朝寝坊して、昼にもなりそうな時…

『はてなの街』に里帰り

私の学習塾がお盆休みに入ったので、故郷のようなはてなブログに帰省することにした。 手土産が何もないけれど。 故郷島根に帰ると、必ずみんなで出かける蒜山高原(岡山県) 手土産がない上に、ネタ欠乏症だ。 今日の出来事で特記すべき何もないけれど、敢…

ご近所に感謝の気持ちを

先日産休に入った娘と名古屋駅でお茶をした。お互いの町から出てきて、駅のタリーズで待ち合わせ。 最近、ここのタリーズを気に入っている。 東京に行くと、私のスタバとは違う、スカイツリーの足元にあるスタバに連れて行ってもらう。初めて入った時は、大…

おねがい!DJ!

はい、最初のお葉書はペンネーム『時の流れに浮く小舟』さんからです。 「こんにちは。私は出雲に暮らす高校生です。 先週、高校のバス遠足で大山に行きました。 牛を見たり、芝生で遊んだりしてとても気持ちよかったです。 みんなでお弁当広げてワイワイ食…

元気にしてますか

※この記事は、『新しい朝が来た』『ありがとう。』『琵琶湖一周サイクリング』の続編になります。よかったらカテゴリー『新しい朝が来た』にまとめましたので、そちらからご覧ください。 tenebo.hatenablog.com 8年近く暮らした養護施設での思い出の中で、と…

優しい人

私には、兄がいる。確か4歳違いの64歳。 子供の頃、両親から“ダイちゃん“と呼ばれていた兄は、成長とともに無口で、全く何を考えているのか謎すぎて、近寄り難い人になっていった。 きょうだいの3番目に生まれた私が物心つくまでの約10年間、極貧と社会性に…

「終わりのない歌」

先日、小学生のブロガーさんの記事に、「お互い頑張りましょう」と言うコメントを残してしまった。 もちろん大人なら、何も目くじらを立てる人はいないだろうし、私自身気合が入ってくると「頑張るぞ」と発する。 でも確実に年齢的に上、下、ができてしまう…

美しい景色のように年を重ねる

※命に関する記事です。気分を害されるようでしたら、ごめんなさい。 島根で二人で暮らす両親。 父、90歳。母、84歳。 実家から離れて暮らす私が両親に出来ることは、こまめに電話して声を聴くことと思っている。 特に6月に入り、骨粗鬆症の母が入院したので…

かわいい大人の女性であるために

今週のお題「わたしのプレイリスト」 私は、女性として『かわいい』と言われたいか『綺麗』と言われたいか、なら『かわいい』と言われたい。 人生で過去最高に嬉しかった『かわいい』は。。。 数年前、温泉の脱衣所での出来事。 私と同じタイミングで浴室か…

琵琶湖一周サイクリング

※この記事は『新しい朝が来た』『ありがとう。』の続編です。 よかったらこちらからご覧ください。 tenebo.hatenablog.com tenebo.hatenablog.com 初夏の風が吹くと、 40年前働いていた児童養護施設の調理室の勝手口から外に出た時、すーっと顔を撫でていく…

「これで元気もらいました」特集

今週のお題「雨の日の過ごし方」 今日も雨。肌寒いくらい。 みんなどうしてるかな。 高齢の島根の父・母。孫は雨の中幼稚園行ったよね。仕事を持つ妊婦の娘。。。 こんな日は、『私はこれで元気もらいました』を集めてみよう。 *** まずは、『太田光のつぶや…

タコはタコでも

なんだかやる気が出ない。 これを五月病というのかな?いつもなら楽しみに読ませてもらう人のブログを開けても、文字を追う根気が出ず、そのままスクロールしてしまう。きちんと読ませて頂きたいので、トップページは開けるけど、スターを残さず閉じてしまう…

ヒーローになりたい

今週のお題「やる気が出ない」 ※この記事は以前も書いた、息子と仕事のお話です。 tenebo.hatenablog.com 先日、寝苦しく明け方まで寝付けなかった。 諦めてタブレットとイヤホンを取って来て、横で寝ている主人を起こさないように、そっと川上ミネさんのピ…

ありがとう。

※この記事は、『新しい朝がきた』の続編になります。 tenebo.hatenablog.com 1980年代、空前の好景気バブル時代に入るちょっと手前。 私達はそれぞれの道に就職した。 主人は家業を継ぐ時の修行にと、関連する業種の営業職に就いた。 私は、学生時代に全力を…

昨日・今日・明日

先日録画しておいた『日曜日の初耳学』を見た。 「インタビュアー林修」のコーナーが好き。ローラと対談する回だった。 先に、対談を終えた林修さんが語っていた感想を紹介したい。 「ちょっと眩しいと、悪く言いたくなる人もいるかもしれないが、この生き方…

アリもキリギリスも

主人とドライブをしながら、小田さんのDVDを見た。ゲストで出てきた財津和夫さんの名曲『不思議な黄色い靴』を二人でハモっていた。 休憩で入ったカフェで、「あの曲聴くと高校の文化祭思い出すんだよね。」と、主人がしみじみ話し出した。 文化祭のクラスの…

「素敵」はなぜ「敵」なのか

皆さんの記事のコメントに「素敵な〜ですね」と書くことがよくあり、ふと思った。 「あれ、漢字間違えてないかな、褒め言葉なのに『敵』でよかったかな?」これも一種のゲシュタルト崩壊というのか。 偶然それに答えをくれる本と出会えた。 パズるの法則~奇…

一期一会

今日出先の帰り道、立ち寄ろうと予定したカフェに、2軒もフラれた。予想より閉店が早かった。でも、珈琲がどうしても飲みたくて、一か八かで立ち寄った店が素晴らしかった。 大きな窓から、お城が見える。 店内は人が少なく落ち着いている。流れているBGMも…

新しい朝がきた

主人と休みの朝恒例のスタバへ行った。 日曜日とはいえ毎週末一緒に過ごせるわけではない。 主人は本当に走り回ってる人だ。 何ヶ月に一度、今朝のようなひと時が訪れる。 二人で、力まずに、けれど普段は話さないようなお互いの想いを語り合う。 私は、自分…

言葉にできない

今週のお題「おうち時間2021」 せつない嘘をついては 言い訳をのみこんで 果たせぬあの頃の 夢はもう消えた 誰のせいでもない 自分が小さすぎるから それが悔しくて 言葉にできない 小田和正 『言葉にできない』 心の中に コップがある コップの中 冷たくて…

字のないはがき

この絵本はすでにご存知の方も多いのでしょうか。 私は先日、孫とライン電話をする時に、何か読んでやれる絵本がないかと物色している時に見つけました。 「なにこの豪華なオールスター絵本!」表紙でびっくり。 内容にもグッときて、即家に買って帰りました…

冬の夜のお弁当作り 〜その2〜

今週のお題「お弁当」 ※その1 の続きです。 良かったら、その1からお読み下さい。 気を取り直し、私とK先生はそこから急いでおかずを作って、無事全員に弁当を持たせた。 その夜。また私たち二人は調理場に集合し、つつがなく、粛々とおかずを作り終えたのだ…

冬の夜のお弁当作り 〜その1〜

今週のお題「お弁当」 私は、20代の10年間を児童養護施設で過ごした。職員として、50人の子ども達と寝食を共にした。 もう40年も前のことになる。その時の可愛い娘(?)が、50歳近くなってこのブログに読者登録して、読者様になってくれているので、彼女に…

恵みの雨降るコンサート

私が、魂を清めたいと思う時、ピアニスト川上ミネを聴く。 川上ミネのピアノの音は難しい音ではなく、ソフトで聴き易く理屈などない。 なのに、脳の奥底のスピリチャルな『魂』というところまで届いていく。 いっそ大泣きしてフラットになろうというときは、…

子ども育ての話

昨日、アマゾンプライムで有村架純の『かぞくいろ』を見て、時折泣きながら家事をしていた。 有村架純が25歳で、再婚相手の10歳の男の子の母になる。しかし夫が急死してしまい、残された二人は、九州の夫の実家を頼っていく。 血の繋がらない二人の描き方が…

永遠のテーマ『不安』

娘がまだ高校生の頃、よく家族で話題の映画を見に行った。 娘の高校生活=陸上 だった。 中長距離で全国へ行けなかった日の、あのラストランは動画のように脳裏に蘇るし、帰宅後の娘の涙にはいっぱい想いがこもっていて、それ以降の娘の人生のテーマになるの…

さらけ出して伝える父の愛

今日も、島根の実家に電話をした。 老いた2人で暮らす両親に、遠方で暮らす私が出来るせめてもの親孝行と思って、1日おきに電話をかけることにしている。 3月末、仕事が長期休暇だったので、様子を見に帰った。 コロナのために1年ぶりとなった帰省は、良い結…

手をたずさえて

最近主人が忙しすぎて、身体が心配。 帰宅が連日日付を跨いでいる。 なのに、ご飯を食べたら、ひとしきりゲームをしなければいけないらしく、もう口出しもしないけど、明け方に就寝することがしばしばあるらしい。 「俺はショートスリーパーだから、4時間寝…

上を向いて歩こう

昨日水曜日は鍼治療の日。きちんと通っていると、自律神経系の症状が楽になる。 きちんと通えているには、もう一つ理由がある。 先生ととても話が合う。71歳男性。もう心の中で『マブダチ』『鍼友』とお呼びしている。 先生は、卒業後しばらくはヤマハのバイ…