言葉にできない

今週のお題「おうち時間2021」

 

 

せつない嘘をついては

言い訳をのみこんで

果たせぬあの頃の 夢はもう消えた

 

誰のせいでもない

自分が小さすぎるから

それが悔しくて 言葉にできない

       小田和正 『言葉にできない』

 

心の中に コップがある

コップの中 冷たくて清らかな水で満たされていれば 心は満たされている

 

日々 何かちょっとしたことにつまずく

すると 急にコップが大きくなる

水位が下がる

 

もっと注いで もっと注いで と声がする

渇いてるよ と水を求める

 

水って、どこにあるの? どうして減っちゃったの?

自分が 自分で コップを大きくしたくせに

 

***

 

今日の気分の降下に理由はなく

「疲れた顔してるね」と不意に言われたくないように

いっそ潜っておこうと思った

 

言葉にできない日だってある

でも、そこを出してみよう

あなたに会えて本当によかった  ブログにあえて本当によかった

と言えるように

 

 

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GW  もう1年も経つのだなと思う。

去年の今頃、就職ー子育てー塾経営、でいうなら40年ぶりの長期の休業となり、大切に過ごそうと思い、エクセルで1日のスケジュール兼日記を作って、その日読んだ本やYouTubeで学んだことを書き記した。

 

それを引っ張り出してみた。

 

2020年5月15日(金)

『からだの声を聞きなさい』

人間は、脳で400億ビットの情報を受けとっているが、潜在意識でフィルターにかけて2000ビットまで情報量を減らしている。そうでなければ、脳がオーバーヒートだ。

だから、起こること=気分 は自分が無意識に選んでいるわけだ。

 

この話、この間鍼の先生としたな。先生が先日ドライブしてて撮った花畑の画像を差し出して

「banchan、ほら綺麗な花でしょ。初めてみたわ。」

「先生、これ蓮華ですよ。子どもの頃なんか普通にそこら中にありましたよ。」

「女房にも言われた。びっくりされたよ。」

「先生、子どもの頃見てなかっただけですね。目に入ってなかった。」

「そう。この間、銀行の偉いさんが患者さんで見えて。銀行強盗が入ったら、窓口の女の子は犯人を見る箇所の担当が決まってる、って話された。人は見てるようで見れてないんだね。」

 

 

私たちは、いつも他者を裁いている。なぜなら他者に『期待』をしているから。

相手に「〜して欲しい」と思った瞬間に、すでに自分の価値観というフィルターを通して頭が相手や状況について判断をしている。◯✖️、善悪、幸不幸、正義不正義、、、

 

判断したらゲームオーバー

幸せの道を知っているのは『考え』ではなく『身体』である。

 

 

 

***

 

 

少しスッキリしてきたぞ。

確かに、小田さんを聴きながら、一人コンサートするだけでコップに水がまた満ちていくのがわかる。

幸せの道は身体が知っているんだな。

 

2020年の自粛期間にインプットしたことを、2021年にアウトプットしていこう。

アウトプットしてこそ学びは身につく。

 

 

***

 

 

小田さんは、もう73歳。2021年にもツアーできなかったら、どうなっちゃうんだ。

会いたいよ。。。。