“はてなブログ“ という学び
インプットしたらアウトプットすることの重要性
by Udemy
私がはてなブログを始めたのは今年の元日。
テーマにぴったり、元日の決意だった。
60歳になった年末、
老後に向けての準備を意識し始めた。
どんなに老いても向上心を忘れたくないし
仕事、移動の自由、など手放さざるを得ない時が来ても
喪失感に負けないように、何か学びを持っていたい。
ならば、手をつけ始めなければ。
ふと、ブログはどうだろうと思った。
コロナのステイホームも、何かの縁だった。
とにかく60歳の元日という
これ以上にない節目を逃すな!と
考える前に、エイやと踏み出した。
私がこれからブログを通して学びたいことは
- 根気強く、地道に続けること
- ネットの発信のいろはを学ぶこと
- 先輩方のブログにもいっぱい触れること
- 伝わり、読みやすい表現を磨くこと
そして、60歳のひよっこブロガーが 80日の中で
実感したことは、自分が変わり始めたこと。。。。
***
まず、私がこれまで手をつけた趣味を振り返ってみる。
すると私の厄介な性格の一端が見えてくる。
30代〜50代。
音楽、占い、スポーツ、、、、。
思いつきで始めるが、全てやりっぱなし。
基本、足並みを揃えるのが苦手だし
やったり、やめたりすることに
空気を読まない。
そして、何をやっても優れて脚光を浴びる
ということはない。
そのポジションは気楽だけれど
そのポジションにいながら
ニコニコして「皆さん凄い」と心から言えるほど
人間ができてはいない。
むしろ、言えない自分の
(なんてジコチュウでちっぽけな人間なんだ)
という思いに苦しみ、向き合い続けた。
結局、私の学びの歴史は
物心ついたときから始まった“自分が嫌い“
から抜け出そうとする『あがき』の歴史だ。
それでも、哲学、宗教思想、、
求めると出会うことができた。
学ぶことは楽しく、
その教えが心にささり、高揚して
新しい自分に生まれ変われる気がしたものだ。
なのに、
同じようなことにぶつかると
結局同じように悩んでしまう。
変わってない、成長していない自分にがっかりする。
その繰り返しだった。
***
今、変化を感じる。
自分がその歳になってみると
60歳が定年だったり
節目であるのがわかる気がする。
やっと軽くなってきた。
子どもを育て上げ、
自分たち夫婦が暮らしていければ良いんだと思うと、
お金より時間が大切に感じられる。
なにより、
人と比べることの意味を感じなくなってきている。
「 頑張ってもオババだからね」と気楽に思える。
人より何を多く持ってるとか、少ないとか
知りようがない。
自分の何が人より恵まれているか、不利なのかとか
比べようがない。
でも、
今の自分は幸せだと
根拠なく言い切れる天然な力が湧いてきている。
力まずに、
あるがままの自分で
それでいいと思える。
***
この変化について、年齢の他に
もう一つ言えることは
哲学を学んでも、宗教思想に触れても
インプットだけではダメだったんだ
ということ。
ブログを通じて
アウトプットしていることは
60歳という年齢に関係なく
効果大なことだったと思う。
***
言葉の達人になりたい。
湧き上がる感情を
安っぽい表現で押さえ込めば
偽善に聴こえてしまう。
やるせない思いを
可哀想というだけの同情を得る表現で
満足したくない。
いっぱい学んでインプットして
自分にしかできない表現で
アウトプットしていきたい。
60歳からの挑戦の始まりだ。