人を探しています  続編

 

実はこの話には続きがあります。

 

tenebo.hatenablog.com

 

 

あの不思議な手紙、画像には写さなかったけど

商品申し込み用の切り取り線付きハガキがありました。

 

その葉書には、修正テープが貼られてあったのです。

 

どういうことだろうねー と興味を持った主人が

その修正テープの部分を蛍光灯にかざしてみたのです。

明智小五郎古畑任三郎

 

うっすらと文字が浮かんで、なんとか読めました。

 

そこには、多分この方本人の住所と名前が書いてあったのですが

心当たりがありません。

 

さらに、古畑お父さんはその住所をGoogle Earthで特定して

みました。

 

そこは、島根県の私の実家をもっと山奥に入ったところでした。

 

名前については、下のお名前と同じ同級生が一人だけいましたが

苗字は結婚されていれば、なおさら見当が付きません。

 

 

 

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私は、生まれたのは東京で。

父親が若い時上京して、母親と出会い、

私が小学校に上がる少し前まで東京にいました。

 

島根に帰っても、私は出雲弁ネイティブにはなりきれず、

元々人付き合いが苦手で、ひねくれた性格もあって

ずっと、深いところで人と距離を置いていました。

 

そして、故郷を離れました。

 

 

同窓会の時、その名前の子は来ていませんでした。

その子の今を尋ねると、詳しくはわかりませんでしたが

違う苗字でした。

 

 

あの不思議な手紙の人は、

多分ご自分の健康のために、このサプリを買おうとして

いやいや、これは是非あの捻くれ者が使えばいい、と思って

どこかで私の住所を調べて、そして送ってくれたのでしょうか?

 

優しいあなたは誰ですか?

 

 

故郷は遠い。